第3回企画展 ( 会期 2003年 1月 6日〜 6月10日 )
アメリカ大統領の食器展
2001年9月11日アメリカで発生した同時テロ事件以来一般に公開されていましたホワイトハウスの見学はアメリカ人でも出来なくなってしまいました。

ホワイトハウス見学の楽しみの一つでありました代々の大統領家族が食事や晩餐会に使用した食器類が飾ってあるレッドルームも当分の間は見ることが出来ないでしょう。

晩餐会
 レッドルーム

ホワイトハウスのイースストウイングは大統領の住まいでもあります。 代々の大統領は就任後移住したその住まいを自分の家族にとって居心地の良い空間にする為に合衆国から支給された費用でインテリアをリフォームする事が許されています。

ABRAHAM LINCOLN
大統領家族の趣味による居住空間となるわけです。

そのインテリアは任期が終わり次の大統領に引き継がれますと後任大統領の趣味によるリフォームで消え去ってしまいます、しかしながら、代々の大統領の食器類は一部残っており、それを展示していたのがホワイトハウスのレッドルームでした。

アメリカ大統領家族の趣味によるプライベートな生活食器として、また大統領の家族に招待された際の公式食器として使われたのが、ホワイトハウス チャイナと言われる食器達です。

今回の企画展はファーストレディ達の料理の写真を交えながらそれを盛り付けた大統領の食器を復刻品も含めてホワイトハウスでは見学することができなくなってしまつた大統領家族の食文化を展示いたしております。

どうぞ大統領の晩餐会に招かれた気分を満喫してください。

BEMJAMIN HARRISON
 今回の企画展では、ジョージ ワシントン、トーマス ジェファーソン、アブラハム リンカーン、ジョン F ケネディ、ロナルド レーガン、ビル クリントン大統領などアメリカ合衆国歴代15人の大統領の食器が展示してあります。
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